トップシードのムチョバがベスト8に進出、第2シードのスビトリーナは初戦敗退 [リンツ女子]

写真はカロリーナ・ムチョバ(チェコ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「オーバーエスターライヒ・レディース・リンツ」(WTA500/オーストリア・オーバーエスターライヒ州リンツ/1月27日~2月2日/賞金総額106万4510ドル/室内ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第1シードのカロリーナ・ムチョバ(チェコ)が予選勝者のサラ・ソリベス トルモ(スペイン)を6-2 6-3で下して8強入りを決めた。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ムチョバはこの試合が初戦だった。相手のサービスゲームを2度破って第1セットを先取したムチョバは第2セット4-2から一度だけサービスダウンを喫したが、続く2ゲームを連取して1時間26分で過去2戦2敗だったソリベス トルモから初勝利を挙げた。

「彼女(ソリベス トルモ)は既に何試合もこなしていて、コートを熟知していた。彼女はしつこく返してくるから、各ポイントに集中しなければならない」とムチョバは試合後のオンコートインタビューで語った。

「正しいショットを選べるよう努力しているんだけど、選択肢が多すぎることがたまにあるわ。楽しいんだけど、ときどき失敗してしまうの。誰も観ていなかったらいいんだけど…」

 ムチョバは次のラウンドで、前日にレベッカ・スランコバ(スロバキア)を7-6(1) 6-4で破って勝ち上がった2023年大会チャンピオンで第6シードのアナスタシア・ポタポワ(ロシア)と対戦する。

 そのほかの試合では そのほかの試合では第4シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)、第5シードのダイアナ・イエストレムスカ(ウクライナ)、アンナ・ブリンコワ(ロシア)、予選勝者のペトラ・マルティッチ(クロアチア)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 ブリンコワが第2シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を6-4 6-4で倒し、マルティッチは第7シードのエリナ・アバネシアン(アルメニア)に6-4 4-6 7-5で競り勝ちそれぞれシードダウンを演じた。

 準々決勝ではアレクサンドロワがマルティッチと、イエストレムスカが第3シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)と、ブリンコワは第8シードのクララ・タウソン(デンマーク)と顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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