厳しい第1セットを乗り越えたノリーがリンデルネックをストレートで退け準々決勝へ [デルレイビーチ・オープン]

写真はオーストラリアン・オープンでのキャメロン・ノリー(イギリス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「デルレイビーチ・オープン」(ATP250/アメリカ・フロリダ州デルレイビーチ/2月10~16日/賞金総額71万735ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、キャメロン・ノリー(イギリス)が第9シードのアルトゥール・リンデルネック(フランス)を7-6(9) 6-2で退けベスト8進出を決めた。

 競り合いとなった第1セットをタイブレークの末に先取したノリーは第2セットで4-0とリードし、最初のサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープして1時間59分で試合を締めくくった。

 リンデルネックは第1セット5-6から3つのブレークポイントを凌いだ末に持ち込んだタイブレークで8-7としたが、ノリーが合計8度目のセットポイントをものにして流れを掴んだ。

「(第3ゲームで)ブレークされたけど、立ち上がりは好調だったと思う。粘り強く戦い、第1セットのタイブレークで長いラリーのポイントをいくつか取ることができたことで自信を持つことができた」とノリーは試合を振り返った。

「長いラリーを楽しみ、厳しい瞬間を受け入れた。このように最高の調子ではないときでも勝つことができると凄く自信になるよ」

 2022年大会チャンピオンのノリーは次のラウンドで、第1セットをで先取した予選勝者のマイケル・モー(アメリカ)が第2セットで0-3とリードされた時点で棄権したため勝ち上がった第3シードのアレックス・ミケルセン(アメリカ)と対戦する。上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ミケルセンはこの試合が初戦だった。

 そのほかの試合ではワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した19歳のラーナー・ティエン(アメリカ)はアダム・ウォルトン(オーストラリア)を6-4 6-3で下して2回戦に駒を進め、2回戦を突破した第5シードのマルコス・ギロン(アメリカ)と第7シードのミオミル・キツマノビッチ(セルビア)は準々決勝で対決することになった。

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写真◎Getty Images

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