シフィオンテクがルバキナを倒して準決勝へ、セレナに次ぐ2番目の早さでWTA1000大会マッチ100勝目に到達 [カタール・オープン]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「カタール・トタルエナジーズ・オープン」(WTA1000/カタール・ドーハ/2月9~15日/賞金総額365万4963ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第5シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)を6-2 7-5で倒してベスト4進出を決めた。

 相手のサービスゲームを2度破って第1セットを先取したシフィオンテクは第2セット第1ゲームで一度だけサービスダウンを喫したが、第8ゲームでブレークバックに成功すると6-5からのレシーブゲームで迎えた最初のマッチポイントを相手のダブルフォールトでものにして1時間36分で勝利を掴んだ。

 ふたりは昨年の決勝で対決し、シフィオンテクが7-6(8) 6-2で勝っていた。ルバキナは1月のユナイテッドカップに続いて連敗し、両者の対戦成績は4勝4敗のイーブンとなった。

「凄くうれしいし、自分を誇りに思う。エレーナとの対戦は決して簡単じゃないから」とシフィオンテクは試合後のオンコートインタビューで語った。

「第2セットの立ち上がりに彼女がレベルを上げたから、私も巻き返すために同じようにする必要があった。特に最後のゲームでブレークすることができて本当によかった。彼女のサービスを破るのは難しいことだから」

 同大会での連勝を「15」に伸ばしたシフィオンテクは、WTA1000大会でのマッチ100勝目を挙げた。シフィオンテクはこれを121試合目で達成し、115試合目で到達したセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)に次ぐ2番目に早い記録を樹立した。

 大会4連覇を目指すシフィオンテクは次のラウンドで、オンス・ジャバー(チュニジア)を6-2 6-2で破って勝ち上がったエレナ・オスタペンコ(ラトビア)と対戦する。両者は過去4戦しているが、シフィオンテクは一度も勝ったことがない。

 もうひとつの準決勝は、エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)とアマンダ・アニシモワ(アメリカ)の顔合わせとなった。アレクサンドロワが第6シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)に4-6 6-1 6-1で逆転勝利をおさめ、アニシモワは1セットダウンから巻き返してマルタ・コスチュク(ウクライナ)に4-6 7-5 6-4で競り勝った。

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写真◎Getty Images

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