大会3連覇を目指すフリッツが初戦に勝利「第1セットはかなり厳しかった」 [デルレイビーチ・オープン]

写真はテイラー・フリッツ(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「デルレイビーチ・オープン」(ATP250/アメリカ・フロリダ州デルレイビーチ/2月10~16日/賞金総額71万735ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)がブ・ユンチャオケテ(中国)を7-6(4) 6-2で退け大会3連覇に向けた挑戦をスタートした。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ディフェンディング・チャンピオンのフリッツはこの試合が初戦だった。5-4と6-5からのレシーブゲームで合計3つのセットポイントを凌がれたフリッツはタイブレークの末に第1セットを先取し、第2セットで2度ブレークに成功して1時間37分で勝利を決めた。

「勝てて凄くうれしい。彼(ブ)は本当にいいプレーをしていたし、第1セットはかなり厳しかった」とフリッツは試合後のオンコートインタビューで語った。

「2連覇した大会が自宅から車で会場に行ける地元で開催されているというのは偶然じゃないと思う。ここでプレーするのは素晴らしい。いい思い出がたくさんあるし、このコートでは大きな自信を持ってプレーしている」

 フリッツは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)を6-2 5-7 6-0で破って勝ち上がった第8シードのアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)と対戦する。

 そのほかの試合では第4シードのマッテオ・アルナルディ(イタリア)が19歳のラーナー・ティエン(アメリカ)に7-6(4) 4-6 7-6(1)で競り勝ち、第6シードのブランドン・ナカシマ(アメリカ)は同胞で2020年大会チャンピオンのライリー・オペルカ(アメリカ)に3-6 7-5 6-2で逆転勝利をおさめ、それぞれワイルドカードの選手を倒した両者が準々決勝で対決することになった。

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写真◎Getty Images

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