国際テニス連盟（ITF）の女子ツアー下部大会「エジプト3シャルム エル シェイク女子フューチャー」（ITFワールドテニスツアーW15／エジプト・シャルム エル シェイク／2月10～16日／賞金総額1万5000ドル／ハードコート）の女子ダブルス決勝で、宮本愛弓（フリー）／キャロリン・アンサリ（アメリカ）がヤスミン・エザット（エジプト）／ガイア・スクアルチャルーピ（イタリア）とのノーシード対決を5-7 6-4 [10-6]で制して優勝を飾った。試合時間は1時間28分。

　アンサリと宮本は、今大会で初めてペアを組んでダブルスに出場。24歳の宮本がITFツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、タサポーン・ナクロ（タイ）とのコンビで臨んだ2023年7月の札幌（W15／ハードコート）以来でキャリア3度目（準優勝6回）となる。

　シングルスにも出場していた宮本は予選から4試合を勝ち上がり、準々決勝でダブルスパートナーのアンサリに5-7 5-7で敗れはしたが8強入りした。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、Qは予選勝者、SEはスペシャル・イグザンプト（前週大会で勝ち残ったため予選に出場できない選手を救済するための特別出場枠）

試合結果◎日本人選手｜本戦

女子シングルス準々決勝

●15宮本愛弓（日本／フリー）[Q] 5-7 5-7 ○11キャロリン・アンサリ（アメリカ）[SE]

女子シングルス2回戦

○15宮本愛弓（日本／フリー）[Q] 6-3 6-2 ●13ヨジー・デームス（ドイツ）[Q]

女子シングルス1回戦

●19川岸七菜（日本／アカラクリニック）3-6 3-6 ○20アンナ・シスコバ（チェコ）

○15宮本愛弓（日本／フリー）[Q] 6-2 7-6(4) ●16ルイーザ・フラナ（ブラジル）[5]

女子ダブルス決勝

○2宮本愛弓／キャロリン・アンサリ（フリー／アメリカ）5-7 6-4 [10-6] ●10ヤスミン・エザット／ガイア・スクアルチャルーピ（エジプト／イタリア）

女子ダブルス準決勝

○2宮本愛弓／キャロリン・アンサリ（フリー／アメリカ）6-4 4-6 [10-5] ●8ノエミ・バシレッティ／アナスタシア・ベルタッキ（イタリア）

女子ダブルス準々決勝

○2宮本愛弓／キャロリン・アンサリ（フリー／アメリカ）6-2 6-7(2) [10-5] ●3ソフィア・アバタネオ／ヨジー・デームス（イタリア／ドイツ）

女子ダブルス1回戦

●1チョン・ボヨン／吉岡希紗（韓国／こみぞ眼科）[1] 6-4 6-7(3) [9-11] ○2宮本愛弓／キャロリン・アンサリ（フリー／アメリカ）

●5細木祐佳／川岸七菜（フリー／アカラクリニック）[4] 4-6 4-6 ○6ルイーザ・フラナ／キャスリーン・カネフ（ブラジル／ドイツ）

●13大橋由奈／ジャン・ボジア（桜台テニスクラブ／中国）2-6 2-6 ○14マリア・ゴロビナ／タマラ・コスティッチ（ロシア／オーストリア）