3度目の対決でギロンから初勝利のシャポバロフがマッチ8連勝で4強入り「必死に戦わなければならなかった」 [ATPアカプルコ]

写真はデニス・シャポバロフ(カナダ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「アビエルト・メキシカーノ・テルセル」(ATP500/メキシコ・アカプルコ/2月24日~3月1日/賞金総額276万3440ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第9シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)がマルコス・ギロン(アメリカ)に4-6 6-3 6-2で逆転勝利をおさめてベスト4進出を決めた。

 4-4からサービスダウンを喫して第1セットを落としたシャポバロフはワンブレーク差で第2セットを取り返し、第3セット1-2から最後の5ゲームを連取して2時間10分で試合を締めくくった。

 ふたりはこれが3度目の対決だったが、ギロンは初黒星を喫した。3週間前にダラスでツアー3勝目を挙げた25歳のシャポバロフは、連勝を「8」に伸ばした。

「僕は間違いなくいいプレーをしていたけど、必死に戦わなければならなかった。彼(ギロン)を完全に圧倒したとは言えないよ」とシャポバロフは試合後のオンコートインタビューで語った。

「少しボールを動かし、軌道を変えたりしようと心掛けていた。少しじらしてから強打をしたり、今日はチェスのような試合だった」

 シャポバロフは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した19歳のロドリゴ・パチェコ メンデス(メキシコ)を6-2 6-2で破って勝ち上がったアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、トマーシュ・マハーチュ(チェコ)とブランドン・ナカシマ(アメリカ)の顔合わせとなった。第8シードのマハーチュが予選勝から勝ち上がってきた19歳のラーナー・ティエン(アメリカ)を6-3 7-5で倒し、ナカシマはダビド・ゴファン(ベルギー)を7-6(4) 6-2で退けた。

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写真◎Getty Images

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