チチパスが5年ぶり3度目の決勝進出「最初から最後までいいプレーができた」 [ドバイ選手権]

写真はステファノス・チチパス(ギリシャ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権」(ATP500/アラブ首長国連邦・ドバイ/2月24日~3月1日/賞金総額341万5700ドル/ハードコート)の男子シングルス準決勝で、第4シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)がタロン・グリークスプア(オランダ)を6-4 6-4で下して大会初優勝に王手をかけた。

 10回あった自分のサービスゲームで10ポイントしか落とさなかったチチパスは一度もピンチに陥ることなくすべてキープし、各セットで一度ずつブレークに成功して1時間23分で5年ぶり3度目の決勝進出を決めた。

「今日はドラマを避け、最初から最後までいいプレーができて凄くうれしい」とチチパスは試合後のオンコートインタビューで語った。

「調子がよかった。ベースラインからいいプレーができたし、今週プレーしたどの試合よりも集中力のレベルが高かったと思う」

 チチパスは昨年5月以来となる通算30回目のツアー決勝で、予選勝者のカンタン・アリス(フランス)を5-7 6-4 6-3で破って勝ち上がったフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦する。

 両者の対決は2023年11月のパリ2回戦(6-3 7-6(4)でチチパスの勝利)以来で10度目となるが、ここまではチチパスが6勝3敗でリードしている。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles

S