ともにシングルスのツアー初優勝を目指すマハーチュとダビドビッチ フォキナがATP500大会で初の決勝進出 [ATPアカプルコ]

写真はアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「アビエルト・メキシカーノ・テルセル」(ATP500/メキシコ・アカプルコ/2月24日~3月1日/賞金総額276万3440ドル/ハードコート)の男子シングルス準決勝で、アレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)が第9シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)に7-6(3) 7-6(1)で競り勝った。

 一進一退の第1セットをタイブレークの末に先取したダビドビッチ フォキナは第2セット4-1から挽回されて5-5からサービスダウンを喫したが、直ぐにブレークバックに成功して持ち込んだ2度目のタイブレークを制して2時間15分で2大会連続となる決勝進出を決めた。

 25歳のシャポバロフは3週間前にダラスでツアー3勝目を挙げて今大会を迎えていたが、連勝は「8」でストップした。

「接戦だった。第1セットは彼のほうが取るべきだったかもしれない。第2セットは僕のほうが上回っていたと思う。でも僕は最終的に負けなかった。僕は最後まで何が起きても対応する準備ができていたからね」とダビドビッチ フォキナは試合後のオンコートインタビューで語った。

「ATP500の準決勝は毎日経験できるようなものじゃない。第1セットで反撃し、第2セットでもその勢いを維持することができて非常に満足している。彼が挽回してきたときは苦しかったけどね」

 ダビドビッチ フォキナは2週間前のデルレイビーチに続くキャリア3度目のツアー決勝で、ブランドン・ナカシマ(アメリカ)を6-4 1-6 6-4で破って勝ち上がった第8シードのトマーシュ・マハーチュ(チェコ)と対戦する。

 ともに初のATP500大会決勝でシングルスのツアー初優勝を目指すふたりは昨年10月に上海の2回戦で一度対決しており、マハーチュが1-6 7-6(3) 6-4で勝っている。

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写真◎Getty Images

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