ドレイパーが2022年大会優勝者フリッツを倒してキャリア3度目のマスターズ8強入り「出場3年目で最高の試合だった」 [ATPインディアンウェルズ]

写真はジャック・ドレイパー(イギリス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日5~16日/賞金総額1304万2410ドル/ハードコート)の男子シングルス4回戦で第13シードのジャック・ドレイパー(イギリス)が2022年大会優勝者で第3シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)を7-5 6-4で倒し、ATPマスターズ1000大会で3度目のベスト8進出を決めた。

 5-5から初のブレークに成功して第1セットを先取したドレイパーは第2セット5-1から5-4に追い上げられたが、2度目のサービング・フォー・ザ・マッチをキープして1時間18分で今季最大の勝利をもぎ取った。

 ふたりは過去4戦して2勝2敗と星を分け合っていたが、昨年10月のパリ2回戦に続いて連勝したドレイパーが勝ち越した。23歳のドレイパーがトップ5の選手から勝ち星を挙げたのは、キャリア3度目となる。

「かなり調子がよかった。ここでプレーするのは3年目だけど、これまでで最高の試合だった」とドレイパーは試合を振り返った。

「シャープなプレーができて満足している。とてもよく動くことができたし、よく戦った。勇敢にいく場面が何度かあったけど、そのことについてコーチと事前に話をしていたんだ。このような選手に対してはチャンスがあれば取りにいかなければならない。テイラーは素晴らしい選手だから、このような形で勝つことができて凄く誇りに思う」

 ドレイパーは次のラウンドで、第32シードのブランドン・ナカシマ(アメリカ)との地元勢対決を7-6(6) 6-1で制して勝ち上がった第11シードのベン・シェルトン(アメリカ)と対戦する。

 そのほかの試合では第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が第14シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)を6-1 6-1で退け、第25シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)は第9シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)を7-5 6-3で破り、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。

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写真◎Getty Images

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