ドバイ優勝者チチパスを倒したルーネが今季2度目の3連勝で2年連続8強入り「クールなバトルだった」 [ATPインディアンウェルズ]

写真はオルガ・ルーネ(デンマーク)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日5~16日/賞金総額1304万2410ドル/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第12シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)が第8シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)を6-4 6-4で倒して2年連続となるベスト8進出を決めた。

 3-3から相手のサービスゲームを破った直後に追いつかれたルーネは続く2ゲームを連取して第1セットを先取し、第2セット2-2から3度目のブレークに成功すると最初のサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープして1時間28分で試合を締めくくった。

 チチパスは大会前週のドバイで昨年4月以来のツアー12勝目を挙げていたが、連勝は「7」でストップした。ルーネが3試合連続で勝ったのは、16強入りした1月のオーストラリアン・オープン以来となる。

「僕にとっては最初から最後まで極めていい試合だった。僕はゲームプランをかなり忠実に守ってプレーし、精神的にも非常によかった」とルーネは試合を振り返った。

「落ち着いて試合をスタートできたことが違いを生んだと思う。ステフ(チチパス)は調子を取り戻していると思うから、クールなバトルだったよ」

 ルーネは次のラウンドで、予選勝者の綿貫陽介(SBC メディカルグループ)を7-6(4) 6-1で破って勝ち上がったタロン・グリークスプア(オランダ)と対戦する。

 そのほかの試合では第5シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)が第10シードのトミー・ポール(アメリカ)を6-4 6-0で退け、第20シードのアルトゥール・フィス(フランス)はマルコス・ギロン(アメリカ)を6-2 2-6 6-3で振りきり、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。

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写真◎Getty Images

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