4度目の対決でサバレンカに初勝利のオスタペンコが世界トップ2を倒して今季初優勝「初日から凄く自信を感じていた」 [WTAシュツットガルト]

写真は今季初優勝を飾ったエレナ・オスタペンコ(ラトビア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ポルシェ・テニス・グランプリ」(WTA500/ドイツ・バーデン ヴュルテンベルク州シュツットガルト/4月14~21日/賞金総額106万4510ドル/室内クレーコート)の女子シングルス決勝で、2017年フレンチ・オープン優勝者のエレナ・オスタペンコ(ラトビア)が第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を6-4 6-1で退け今季初優勝を飾った。

 27歳のオスタペンコがツアーレベルの同種目でタイトルを獲得したのは、昨年2月のリンツ以来でキャリア9度目(準優勝9回)となる。

 ワンブレーク差で第1セットを先取したオスタペンコは第2セット1-0からサービスダウンを喫したが、続く5ゲームを連取して1時間25分で勝利を決めた。

 ふたりはこれが4度目の対決だったが、サバレンカは初黒星を喫した。クレーコートでも昨年5月にローマ(WTA1000)の準々決勝で対戦しており、サバレンカが6-2 6-4で勝っていた。

 決勝に進出する過程の準々決勝で第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)を6-3 3-6 6-2で破ったオスタペンコは、世界トップ2を倒して栄冠に輝いた。

「誰にも言わず心の中に秘めていたんだけど、正直に言うと初日から凄く自信を感じていた」とオスタペンコは試合後の記者会見で明かした。

「不思議な感覚だった。奇妙な感じでなく、いい意味でね。ここに来たときに今週は何かが起こる気がしたの。優勝できると確信していた。私は毎日成長しているし、プレーもどんどんよくなっているから。優勝に値すると思うわ」

 今シーズンのオスタペンコはトップ10プレーヤー(すべて4位以内)と4度プレーして全勝しているが、トップ10以外の選手に対しては8勝9敗と負け越している。

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写真◎Getty Images

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