故郷ハンブルクで2年ぶりの優勝を目指すズベレフが初戦に勝利「最初の1セット半はほぼ完璧だった」 [ハンブルク・オープン]

写真はアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「Bitpandaハンブルク・オープン」(ATP500/ドイツ・ハンブルク/5月18~24日/賞金総額215万8560ユーロ/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が予選勝者のアレクサンダー・コバチェビッチ(アメリカ)を6-1 7-6(5)で振りきり2年ぶりの地元優勝を目指す挑戦をスタートした。

 1-1から3度連続でブレークに成功して第1セットを先取したズベレフは第2セット4-1から4-4に追いつかれたが、もつれ込んだタイブレークで迎えた3度目のマッチポイントをものにして1時間34分で勝利を決めた。

「いいプレーができた。特に最初の1セット半はほぼ完璧だった。もちろん自分のレベルには満足しているし、次の試合も楽しみにしている」と地元ハンブルク出身のズベレフは試合後のオンコートインタビューで語った。

「(第2セットで)彼(コバチェビッチ)が物凄く強く打ち始め、信じられないほどアグレッシブになった。ラリーをコントロールできなくなる場面もあったけど、それは彼を褒めるべきだ。勝つことができてうれしいよ」

 2023年大会チャンピオンのズベレフは次のラウンドで、予選勝者のエリアス・イーメル(スウェーデン)を6-3 7-5で破って勝ち上がったアレクサンドル・ミュレー(フランス)と対戦する。

 そのほかの試合では第3シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)、第7シードのブランドン・ナカシマ(アメリカ)、イリ・ラフェチュカ(チェコ)、ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した17歳のジャスティン・エンゲル(ドイツ)が2回戦に駒を進めた。

 本戦は日曜日から始まっており、前日のシングルスでは第4シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)とルチアーノ・ダルデリ(イタリア)が初戦を突破していた。

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写真◎Getty Images

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