20歳ケニンがWTAのアジア連戦を勝利でスタート [ICBCクレジットカード鄭州オープン]

新設のWTA公式大会「ICBCクレジットカード鄭州オープン」(WTAプレミア/中国・鄭州/9月9~15日/賞金総額150万ドル/ハードコート)のシングルス1回戦で、第6シードのソフィア・ケニン(アメリカ)がクロエ・パケ(フランス)を6-2 7-5で下し、WTAのアジアの連戦を勝利でスタートさせた。

 20歳のケニンは第2セットで先にブレークを許しながら巻き返し、結局ストレート勝ちして2回戦に駒を進めた。彼女はそこで、アリゼ・コルネ(フランス)と予選を勝ち上がったルー・ジアジン(中国)の勝者と対戦する。

「全体的にいい仕事ができたと思う」とケニンは振り返った。彼女は第2セット4-3から3つのブレークポイントをセーブし、3ゲームを連取して試合をものにした。

「アジアの連戦をかなり堅固に始めることができてうれしいわ」

 中国・河南省で行われる賞金150万ドルのプレミアレベルのこの大会は、今月アジアで行われる大会の最初のひとつだ。

 そのほかの試合では、第7シードのペトラ・マルティッチ(クロアチア)がジャスミン・パオリーニ(イタリア)を7-5 6-1で下して2回戦に進んだ。第8シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)はテレザ・マルティンコバ(チェコ)に6-4 4-6 7-5で競り勝った。

 今大会の第1シードは世界3位のカロリーナ・プリスコバ(チェコ)となっている。グランドスラム大会で3度優勝した経歴を持つアンジェリック・ケルバー(ドイツ)はワイルドカード(主催者推薦枠)を得て、第5シードでの出場となる。

 第1シードから第4シードまでは、プリスコバ、エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)、キキ・バーテンズ(オランダ)、アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)の順で、いずれも1回戦をBYEで免除されている。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はソフィア・ケニン(アメリカ)、8月17日撮影
MASON, OHIO - AUGUST 17: Sofia Kenin returns a shot to Madison Keys during the Western & Southern Open at Lindner Family Tennis Center on August 17, 2019 in Mason, Ohio. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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