ノリーが過去4試合で1セットも取れなかったメドベージェフから初勝利「クレイジーな試合だった」 [フレンチ・オープン]

写真は1回戦でシードダウンを演じたキャメロン・ノリー(イギリス)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、キャメロン・ノリー(イギリス)が第11シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)を7-5 6-3 4-6 1-6 7-5で倒す番狂わせを演じた。

 ワンブレーク差で2セットを連取したノリーは続く2セットを取り返されると第5セットで1-3とリードを許したが、3-5から最後の4ゲームを連取して3時間53分で競り勝った。

 ふたりはこれが5度目の対決だったが、これまで一度もセットを落としたことがなかったメドベージェフが初黒星を喫した。クレーコートが得意とは言えないメドベージェフだが、同大会で初戦敗退に終わったのは2年ぶり6度目となる。

「多くのエネルギーを感じ、何とか勝つことができた。彼(メドベージェフ)は少し迷いがあるような感じで、正直に言ってクレイジーな試合だった」とノリーは試合後のオンコートインタビューで語った。

「彼を倒すのは本当に難しい。メドベージェフに勝ったら表彰状を貰うべきだと思うくらいだ。彼には過去に4度も負けていたからね」

 シードダウンを演じたノリーは次のラウンドで、アレクサンダー・コバチェビッチ(アメリカ)を4-6 6-4 6-4 6-1で破って勝ち上がったラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のフェデリコ アグスティン・ゴメス(アルゼンチン)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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