トップ2シードを倒したアニシモワとマリアが決勝に進出 [WTAロンドン]

写真はアマンダ・アニシモワ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「HSBC選手権」(WTA500/イギリス・ロンドン/6月9~15日/賞金総額106万4510ドル/グラスコート)の女子シングルス準決勝で、第8シードのアマンダ・アニシモワ(アメリカ)が第1シードのジェン・チンウェン(中国)を6-2 4-6 6-4で倒して同サーフェスでの初優勝に王手をかけた。

 相手のサービスゲームを2度破って第1セットを先取したアニシモワは2-0とリードした第2セットを混戦の末に取り返されたあと第3セット2-1からブレークバックを許したが、第7ゲームでふたたび突き放すと最初のサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープして2時間13分で勝利を決めた。

 23歳のアニシモワはキャリア6度目のツアー決勝で、第2シードのマディソン・キーズ(アメリカ)を6-3 7-6(3)で破って勝ち上がったタチアナ・マリア(ドイツ)と対戦する。

 4月にボゴタ(WTA250/クレーコート)の準々決勝でカミラ・オソリオ(コロンビア)に1-6 3-6で敗れたのを皮切りに単複11試合で負け続けていたマリアは予選2試合を勝ち抜くと本戦では4試合連続でトップ30の選手を倒し、WTA250以上のレベルでは初の決勝進出を果たした。

 2児の母で37歳のマリアが対トップ10勝利を挙げたのは、4強入りした2022年ウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)の3回戦で当時世界ランク5位のマリア・サカーリ(ギリシャ)に6-3 7-5で勝って以来となる。

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写真◎Getty Images

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