準決勝で11本のマッチポイントを凌いだメルテンスがルースを倒して今季2勝目 [WTAスヘルトーヘンボス]

写真は今季2勝目を挙げたエリース・メルテンス(ベルギー)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「リベマ・オープン」(WTA250/オランダ・北ブラバント州スヘルトーヘンボス/6月9~15日/賞金総額27万5094ドル/グラスコート)の女子シングルス決勝で、第3シードのエリース・メルテンス(ベルギー)がエレナ ガブリエラ・ルース(ルーマニア)を6-3 7-6(4)で振りきり今季2勝目を挙げた。

 29歳のメルテンスがWTAツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、2月のシンガポール(WTA250/室内ハードコート)以来でキャリア10度目(準優勝6回)となる。

 1-3から5ゲームを連取して第1セットを先取したメルテンスは第2セット4-3からブレークバックを許したが、もつれ込んだタイブレークで迎えた2度目のチャンピオンシップポイントをものにして1時間57分で勝利を決めた。

 ルースは第2セット5-4からのレシーブゲームで15-40としたが、メルテンスが4ポイントを連取してピンチを凌いでいた。

 今大会でのメルテンスは最初の3試合をストレートで勝ち上がったあと、準決勝で合計11本のマッチポイントを凌いだ末に2022年&23年大会チャンピオンで第2シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)を2-6 7-6(7) 6-4で破っていた。

 予選から6試合を勝ち抜きキャリア4度目のツアー決勝進出を決めた27歳のルースは、初優勝を飾った2021年7月のハンブルク(WTA250/クレーコート)以降の同ラウンドで3連敗を喫した。

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写真◎Getty Images

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