2011年&14年ウインブルドン女王クビトバが今シーズン限りで引退する意向を表明

写真は2014年ウインブルドンで3年ぶり2度目の優勝を飾ったペトラ・クビトバ(チェコ)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月30日~7月13日/グラスコート)で本戦ワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取っている35歳のペトラ・クビトバ(チェコ)が自身のSNSを更新し、今シーズン限りで引退する意向を表明した。

 2011年&14年ウインブルドンと2011年WTAファイナルズ(トルコ・イスタンブール/室内ハードコート)を含むツアー通算31勝を挙げたクビトバは、2011年10月に世界ランク自己最高2位をマークした。

 チェコ代表としても活躍したクビトバはフェドカップ(現ビリージーンキングカップ)で5度(2011〜12年、14〜16年)の世界一に貢献し、2016年リオデジャネイロ五輪(ハードコート)では女子シングルスで銅メダルを獲得した。

 SNSに声明文を投稿したクビトバは「2025年がプロとしてツアーに参戦する最後のシーズンになることをお伝えします」と報告し、「キャリアでもっとも大切な思い出が詰まったウインブルドンでもう一度プレーできるのを楽しみにしています」とコメントした。

「今年の夏にニューヨークで開催されるUSオープンで現役選手としてのキャリアを終えるつもりです」

 昨年7月に第一子となる息子のペトル君を出産して2月に復帰したクビトバは今季ここまで7大会でプレーし、1勝7敗の戦績を残している。

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写真◎Getty Images

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