メドベージェフがズベレフに競り勝ち約15ヵ月ぶりの決勝進出「素晴らしいプレーができた」 [ATPハレ]

写真はダニール・メドベージェフ(ロシア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「テラ・ウォルトマン・オープン」(ATP500/ドイツ・ノルトライン ヴェストファーレン州ハレ/6月16~22日/賞金総額252万2220ユーロ/グラスコート)の男子シングルス準決勝で、第3シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)が第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を7-6(3) 6-7(1) 6-4で倒して2023年シーズン以来の優勝に王手をかけた。

 タイブレークを制して第1セットを先取したメドベージェフは2-0からサービスダウンを喫したあと6-5からのレシーブゲームで3つのマッチポイントを凌がれた末にふたたびもつれ込んだタイブレークを落として第2セットを取り返されたが、第3セット第3ゲームで2度目のブレークに成功して2時間59分で競り勝った。

 ふたりはこれが20回目の対決だったが、4連勝を飾ったメドベージェフが13勝7敗とした。

「自分のレベルには満足している。素晴らしいプレーができた。第2セットでブレークしたときはもっとうまくできるはずだったけど、ありがちなことだ。第3セットでも同じケースがあったけど、冷静に対処してブレークポイントを凌ぐことができたからよかったよ」とメドベージェフは試合を振り返った。

「第2セットでマッチポイントをものにできていればよかったけど、ひとつ目は決めにいったショットをミスして2本目はミスを待ったけど相手がいいプレーをした。最終的に勝つことができてハッピーだ」

 メドベージェフは昨年3月のインディアンウェルズ以来となる決勝で、第8シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)を4-6 7-6(5) 6-4で破って勝ち上がった2023年大会チャンピオンのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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