ムーテがツアーレベルのグラスコートで初のベスト4進出、ティエンに全豪3回戦の雪辱「アグレッシブなプレーを心掛けた」 [マヨルカ選手権]

写真はHSBC選手権でのコランタン・ムーテ(フランス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「マヨルカ選手権」(ATP250/スペイン・マヨルカ島/6月22~28日/賞金総額59万6035ユーロ/グラスコート)の男子シングルス準々決勝でコランタン・ムーテ(フランス)が19歳のラーナー・ティエン(アメリカ)を6-2 7-5で倒し、ツアーレベルの同サーフェスで初のベスト4進出を決めた。

 相手のサービスゲームを2度破って第1セットを先取したムーテは第2セットで1-3とリードを許したが、第6ゲームでブレークバックに成功すると5-5から最後の2ゲームを連取して1時間49分で勝利をもぎ取った。

 ふたりは1月にオーストラリアン・オープン3回戦で一度対決しており、ティエンが7-6(10) 6-3 6-3で勝っていた。

「アグレッシブなプレーを心掛けた。彼(ティエン)は非常に安定しており、ほとんどミスをしないからね」とムーテは試合後に語った。

「彼には今年に一度負けているから、今日はもっと攻撃的にプレーしていいサービスを打たなければならないとわかっていた。何とかやり遂げることができたよ」

 ムーテは次のラウンドで、第7シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)を6-4 7-6(4)で破って勝ち上がった第3シードのアレックス・ミケルセン(アメリカ)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)とタロン・グリークスプア(オランダ)の顔合わせとなった。第2シードのオジェ アリアシムがハマド・メジェドビッチ(セルビア)に3-6 6-1 6-4で逆転勝利をおさめ、第4シードのグリークスプアは第6シードのガブリエル・ディアロ(カナダ)を6-4 6-4で退けた。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles