ブルックスビーが大会史上初のラッキールーザーから決勝に進出「チャンスを最大限に活かしたい」 [ATPイーストボーン]

写真はジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「LEXUSイーストボーン・オープン」(ATP250/イギリス・イーストボーン/6月23~28日/賞金総額75万6875ユーロ/グラスコート)の男子シングルス準決勝で、ジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)が第4シードのユーゴ・アンベール(フランス)に6-7(7) 6-4 6-4で逆転勝利をおさめて今季2勝目に王手をかけた。

 今大会に予選から出場したブルックスビーは最終ラウンドでアレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)に5-7 3-6で敗れたが、欠場者が出たためラッキールーザーで本戦入りが決まっていた。

 競り合いとなった第1セットをタイブレークの末に落としたブルックスビーはワンブレーク差で第2セットを取り返し、第3セット5-3からブレークバックを許した直後のレシーブゲームで迎えた3度目のマッチポイントをものにして2時間47分で競り勝った。

 ラッキールーザーの選手が決勝に進出したのは、大会史上初の快挙となる。

「リードしながら落とした厳しい第1セットのあとも挽回しようという気持ちを持ち続けていた」とブルックスビーは試合後のオンコートインタビューで語った。

「本戦に出場できると思っていなかったからプレッシャーは少ないと思う。そのチャンスを最大限に活かしたいと願うだけだ」

 ブルックスビーはキャリア5度目のツアー決勝で、第6シードのアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)を6-3 3-6 6-1で破って勝ち上がった2019年&22年&24年大会チャンピオンで第1シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)と対戦する。

 ダブルスは決勝が行われ、第3シードのジュリアン・キャッシュ/ロイド・グラスプール(ともにイギリス)がアリエル・ベアル(ウルグアイ)/ヨラン・フリーゲン(ベルギー)を6-4 7-6(5)で振りきり2週連続優勝を飾った。


男子ダブルスで2週連続優勝を飾ったジュリアン・キャッシュ(イギリス/左)とロイド・グラスプール(イギリス)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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