ペグラがシフィオンテクを倒して今季3勝目、3つのサーフェスでタイトルを獲得 [バート ホンブルク・オープン]

写真は今季3勝目を挙げたジェシカ・ペグラ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「バート ホンブルク・オープン」(WTA500/ドイツ・ヘッセン州バート ホンブルク/6月22~28日/賞金総額106万4510ドル/グラスコート)の女子シングルス決勝で、第1シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)が第4シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)を6-4 7-5で退け今季3勝目を挙げた。

 31歳のペグラがWTAツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、4月のチャールストン以来でキャリア9度目(準優勝10回)となる。3月にはハードコートのオースティンで勝っており、今シーズンのペグラは3つのサーフェスでチャンピオンとなった。

 第1セット第4ゲームで直面した唯一のピンチを凌いだペグラは自分のサービスゲームをすべてキープし、各セットで一度ずつブレークに成功して1時間46分で勝利を決めた。

 ディフェンディング・チャンピオンとして臨んだ前週のベルリンで初戦敗退に終わっていたペグラは、グラスコートで2度目の優勝を飾った。

 敗れはしたがシフィオンテクは3年連続4度目の栄冠に輝いた昨年のフレンチ・オープンを最後に続いていた準決勝での連敗を「7」でストップし、ツアーレベルのグラスコート大会に初めて決勝まで勝ち進んだ。

「イガとチームにおめでとうと言いたい。あなたはグラスコートでプレーできないと言っているけど、信じて欲しい。あなたはこのサーフェスでも本当に強いんだから。自分に優しくなって欲しい」とペグラは表彰式のスピーチで話した。

「私たちは一度勝ち始めると進み続けた。ロンドンで待っている夫にも感謝している。彼に会うのが待ちきれない」

 先に行われたダブルス決勝ではグオ・ハンユー(中国)/アレクサンドラ・パノワ(ロシア)が第2シードのリューメラ・キッチュノック(ウクライナ)/エレン・ペレス(オーストラリア)を4-6 7-6(4) [10-5]で倒し、1月のアデレード以来となる同ペアでのツアー2勝目を挙げた。


女子ダブルスで同ペアでのツアー2勝目を挙げたグオ・ハンユー(中国/右)とアレクサンドラ・パノワ(ロシア)(Getty Images)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles