シフィオンテクがコリンズに快勝で2年ぶり3度目のベスト16進出「期待しないで大会に臨むようにしている」 [ウインブルドン]

写真は2年ぶり3度目の16強入りを決めたイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月30日~7月13日/グラスコート)の女子シングルス3回戦で、第8シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)がダニエル・コリンズ(アメリカ)を6-2 6-3で退け2年ぶり3度目のベスト16進出を決めた。

 ファーストサーブからのポイントを86&の高確率で取ったシフィオンテクは第1セットで直面した3度のブレークポイントをすべてセーブし、各セットで2度ずつ相手のサービスゲームを破って1時間15分で快勝した。

 ふたりは10度目の対決を終えてシフィオンテクが8勝2敗とリードを広げたが、今季は5月にローマの3回戦でプレーしてコリンズが6-1 7-5で勝っていた。

 昨年に26勝2敗(パリ五輪を含む)と圧倒的な戦績を残したクレーコートシーズンで結果を残せなかったシフィオンテクは世界ランクを8位まで落としたが、ツアーを2週間離れたあとプレーした大会前週のバート ホンブルクで優勝はできなかったもののグラスコートでは初となる1年以上ぶりの決勝進出を果たして4位まで戻して今大会を迎えている。

「自分のプレーレベルには凄く満足している。長い間追い求めてきた安定したレベルに到達しつつあると感じているし、以前よりもグラスコートで快適にプレーできている」とシフィオンテクは試合を振り返った。

「できるだけ考えないようにして、あまり期待しないで大会に臨むようにしている」

 2018年にジュニアの部でチャンピオンに輝いた実績を持つシフィオンテクは次のラウンドで、2022年大会にタイトルを獲得した実績を持つ第11シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)を7-6(6) 6-3で破って勝ち上がった第23シードのクララ・タウソン(デンマーク)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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