第2セット以降主導権を握ったアルカラスがルブレフを倒してベスト8に進出「頭脳的なプレーができたと思う」 [ウインブルドン]

写真はキャリア最長の連勝記録を「22」に伸ばして8強入りを決めたカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月30日~7月13日/グラスコート)の男子シングルス4回戦で、第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が第14シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を6-7(5) 6-3 6-4 6-4で退けベスト8に進出した。

 ルブレフはタイブレークの末に第1セットを先取したが、アルカラスが続く3セットで一度ずつブレークに成功して2時間43分で勝利を決めた。

 クレーコートシーズンのローマから負け知らずのアルカラスは前哨戦のロンドンで2年ぶりの優勝を飾っており、キャリア最長の連勝を「22」に伸ばした。

「アンドレイはツアー屈指、或いはもっともパワフルな選手のひとりだ。彼のフォアハンドを中心としたショットを駆使したアグレッシブなプレーは対応がかなり難しい。彼とプレーするとショットごとに限界まで追い込まれ、コートの端から端まで走らされるような感覚になるんだ」とアルカラスは試合後のオンコートインタビューで語った。

「だからこそ彼との対戦は本当に大変だけど、自分のプレーと動きには非常に満足している。今日は彼に対して頭脳的なプレーができたと思う。戦術的にとてもいい試合ができたし、とても誇りに思う」

 大会3連覇を目指すアルカラスは次のラウンドで、予選勝者のニコラス・ジャリー(チリ)を6-3 7-6(4) 6-7(7) 6-7(5) 6-3で破って勝ち上がったキャメロン・ノリー(イギリス)と対戦する。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles