ボウサス マネイロに競り勝ったサムソノワが5度目のチャンスをものにして初のグランドスラム8強入り [ウインブルドン]

写真はリュドミラ・サムソノワ(ロシア)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月30日~7月13日/グラスコート)の女子シングルス4回戦で第19シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)がジェシカ・ボウサス マネイロ(スペイン)に7-5 7-5で競り勝ち、四大大会で初のベスト8進出を果たした。試合時間は1時間43分。

 同大会に3年連続5度目(2019年の予選敗退を含む)の出場となる26歳のサムソノワは、本戦デビューを果たした2021年に4回戦まで勝ち進んだのがこれまでの最高成績だった。第16シードで臨んだ昨年は、3回戦で同胞のアンナ・カリンスカヤ(ロシア)に6-7(4) 2-6で敗れていた。

 WTAツアーのシングルスで5つのタイトルを獲得しているサムソノワは、そのうちの2勝(2021年WTA500ベルリン&2024年WTA250スヘルトーヘンボス)をグラスコートで挙げている。

 両者は今回が初顔合わせ。サムソノワがグランドスラム4回戦を戦ったのは先月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)に続いて5度目だったが、初勝利を挙げた。

 今大会でのサムソノワは1回戦でマヤ・ジョイント(オーストラリア)を6-3 6-2で、2回戦でユリア・スタロドゥブツェワ(ウクライナ)を6-2 6-1で、3回戦では第16シードのダリア・カサキナ(オーストラリア)を6-2 6-3で破って16強入りを決めていた。

 サムソノワは準々決勝で、第8シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)と第23シードのクララ・タウソン(デンマーク)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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