4回戦で2セットアップのディミトロフが肩の負傷で無念の途中棄権、シナーも右肘を痛めて今後に懸念 [ウインブルドン]

写真はメディカルタイムアウトを取って負傷した右肘のチェックを受けるヤニク・シナー(イタリア)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月30日~7月13日/グラスコート)の男子シングルス4回戦で第19ードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)が第1シードのヤニク・シナー(イタリア)から2セットを連取したが、第3セット2-2としたところで肩のケガを理由に棄権したためシナーのベスト8進出が決まった。

 第2ゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取したディミトロフは5-3から5-5に追いつかれたあと2ゲームを連取して第2セットも奪ったが、第3セット第4ゲームの40-15からサービスエースを決めた際に肩を負傷してコートにうずくまった。

 ディミトロフはメディカルタイムアウトを取って一旦コートを離れたが、プレーできないと判断してリタイアしたため2時間8分で試合が終了(シナーから3-6 5-7 2-2)した。

 昨年の同大会でもダニール・メドベージェフ(ロシア)に対する4回戦で膝を負傷して第1セット途中でプレー続行を断念していたディミトロフは四大大会で途中棄権が続いており、これで5回連続となった。

「何と言ったらいいかわからない。彼(ディミトロフ)は素晴らしい選手で、今日は僕たち全員がそれを目の当たりにしたと思う。ここ数年の彼は本当に不運に見舞われている」とシナーは試合後のオンコートインタビューで語った。

「彼が早く回復するよう願っている。彼にとって非常にアンラッキーな出来事だった。僕は自分が勝ったとはまったく思っていない。僕たち全員にとってただただ残念な瞬間だ」

 しかしながらシナーもまたオープニングゲームで転倒した際に右肘を痛めてメディカルタイムを取っており、今後への影響が懸念されている。

「不運な転倒だった。ビデオで少しチェックしたらあまり酷そうではなかったけど、痛みはかなり感じた。特にサービスとフォアハンドに影響があった」とシナーは試合後の記者会見で説明した。

「様子を見てみるよ。明日に検査して状態を確認するつもりだ」

 シナーは次のラウンドで、ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)を3-6 6-1 7-6(1) 7-5で破って勝ち上がった第10シードのベン・シェルトン(アメリカ)と対戦する予定になっている。

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写真◎Getty Images

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