シナーが準々決勝でシェルトンを退け右肘の不安を払拭「昨日から今日にかけてかなりよくなった」 [ウインブルドン]

写真は2年ぶりのベスト4進出を決めたヤニク・シナー(イタリア)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月30日~7月13日/グラスコート)の男子シングルス準々決勝で、第1シードのヤニク・シナー(イタリア)が第10シードのベン・シェルトン(アメリカ)を7-6(2) 6-4 6-4で倒して2年ぶりのベスト4進出を決めた。

 4回戦で痛めた右肘の状態が心配されたシナーはすべてサービスキープで進んだ第1セットをタイブレークの末に先取し、第2セットと第3セットはいずれも5-4からブレークに成功して2時間19分で試合を締めくくった。

 ふたりは昨年の同大会でも4回戦で顔を合わせており、シナーが6-2 6-4 7-6(9)で勝っていた。

「今日のパフォーマンスには非常に満足している。彼(シェルトン)と対戦するのは本当に難しい。最終ゲームで皆が目にしたと思うけど、チャンスを掴んでも凄いサービスを打ってくる」とシナーは試合後のオンコートインタビューで語った。

「対戦する機会も増えてきてお互いを少しずつ知るようになったけど、このようなバトルを楽しみにしている」

 右腕にアームカバーをつけてプレーしたシナーはシェルトンの強烈なサービスに対するリターンがフレームショットになったときに痛そうにする場面はあったが、全体的に大きな影響はないように見えた。

 腕の状態について聞かれたシナーは、「緊張感の高い試合ではそのことは考えようにするものだ。昨日から今日にかけてかなりよくなった」と答えた。

「昨日はコーチと20分だけしか練習をしなかったけど、試合を楽しみにしていた。言い訳はできない。テニスをするのにこれ以上の舞台はない。今日はそれを示すことができたと思う」

 シナーは次のラウンドで、第22シードのフラビオ・コボッリ(イタリア)を6-7(6) 6-2 7-5 6-4で破って勝ち上がった第6シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。

 ジョコビッチに4連勝中のシナーは5勝4敗と勝ち越しているが、ウインブルドンの舞台では2022年準々決勝(7-5 6-2 3-6 2-6 2-6)と翌年の準決勝(3-6 4-6 6-7(4))で対決していずれも敗れている。

「初めてセンターコートでプレーした(2022年準々決勝)こと、ここで初めて準決勝をプレーした(2023年)ことを覚えている。本当に特別な経験だった。もちろん楽しみにしているけど、若い頃は大舞台での経験が増えて慣れてくるから1年で大きな違いが出る」とシナーは次戦を見据えた。

「もう一度ベスト4に勝ち残れたのは僕にとって大きな意味がある。いい試合になるよう願っている」

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写真◎Getty Images

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