フリッツが準決勝敗退も打倒2強に意欲「彼に勝つ可能性が一番高いはグラスコート」 [ウインブルドン]

写真は準決勝敗退に終わったテイラー・フリッツ(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月30日~7月13日/グラスコート)の男子シングルス準決勝で、第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が第5シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)を6-4 5-7 6-3 7-6(6)で振りきり大会3連覇に王手をかけた。

 ワンブレークずつでセットを分け合ったあとアルカラスが相手のサービスゲームを2度破って第3セットを奪い、すべてサービスキープで進んだ第4セットをタイブレーク4-1から4-6と逆転されたあと最後の4ポイントを連取して2時間49分で勝利をもぎ取った。

 ふたりはこれが3度目の対決(レーバー・カップを含む)だったが、フリッツは3連敗を喫した。ATPツアーでは2023年3月にATPマスターズ1000大会のマイアミ準々決勝で顔を合わせ、アルカラスが6-4 6-2で勝っていた。

 アルカラスは3年連続となる決勝で、第6シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)を6-3 6-3 6-4で破って勝ち上がった第1シードのヤニク・シナー(イタリア)と対戦する。

「第1セットは第1ゲームで悪いプレーをしてしまい、直ぐにブレークされてしまった。残念ながらカルロスと対戦した過去2試合でも同じ失敗をした」とフリッツは試合後の記者会見で振り返った。

「彼の試合は何度も観てきたけど、中でも最高のサービスを打っていたと思う。ブレークバックができずに第1セットが終わり、第2セットと第4セットではやりたいことができた。ただ少しレベルが下がってブレークされてしまう時間帯を避ける必要がある」

 グラスコートの前哨戦3大会でプレーしたフリッツは、ATP250のシュツットガルトとイーストボーンでタイトルを獲得するなど8勝1敗と好成績を残した。

「彼は素晴らしいグラスコートプレーヤーだけど、カルロスに勝つ可能性が一番高いのがこのサーフェスだと思う。彼にダメージを与えにくい遅いサーフェスだと本当に難しい。彼のほうはコートがどれだけ遅くても僕を苦しめることができる」と27歳のフリッツは語った。

「ヤニク・シナー(イタリア)やカルロスと対戦するたびに自分が成長し、もっとよくなるために何をすべきか多くのことを学ぶ。今後も彼らと競い合うために努力を重ねていきたい。結局のところ、究極の目標はグランドスラム大会で優勝することだからね」

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写真◎Getty Images

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