中国のリー・シャオフイ/ワン・ジインが全豪に続くグランドスラム2勝目、ワンは単複2冠を達成 [ウインブルドン車いすの部]

写真は車いす女子ダブルスで初優勝を飾ったリー・シャオフイ(中国/左)とワン・ジイン(中国)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月30日~7月13日/グラスコート)の車いす女子ダブルス決勝で、第2シードのリー・シャオフイ/ワン・ジイン(ともに中国)がアンヘリカ・ベルナール(コロンビア)/セニア・シャストー(フランス)を6-3 6-1で下して大会初優勝を飾った。試合時間は55分。

 グランドスラム参戦5大会目のリー/ワンがタイトルを獲得したのは、中国勢として四大大会車いす部門初優勝を果たした1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)以来でキャリア2度目となる。

 今大会でのリー/ワンは1回戦で上地結衣(三井住友銀行)/クオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)を6-2 6-2で、準決勝ではマカレナ・カブリラーナ(チリ)/高室冴綺(株式会社スタートライン)を6-2 6-2で破って決勝進出を決めていた。

 シングルスに第4シードで出場していたワンは前日に行われた決勝で第1シードの上地を6-3 6-3で倒しており、単複2冠を達成した。

 車いすテニスは昨年から規模が拡大し、男女シングルス各16ドロー&男女ダブルス各8ドローで争われる。

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写真◎Getty Images

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