セルンドロが前週のチャレンジャー大会決勝で弟を破ったナボーネを倒して初戦突破「家族のリベンジをしなければならなかった」 [ノルデア・オープン]

写真はBMWオープンでのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ノルデア・オープン」(ATP250/スウェーデン・バスタッド/7月14~20日/賞金総額59万6035ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)が同胞のマリアーノ・ナボーネ(アルゼンチン)を6-3 6-3で退けベスト8に進出した。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、セルンドロはこの試合が初戦だった。0-2から巻き返して第1セットを先取したセルンドロは第2セットも4-1とリードし、残りのサービスゲームをきっちりキープして1時間32分で勝利を決めた。

 ナボーネは前週にドイツ・ブラウンシュヴァイクで開催されたチャンレンジャー大会の決勝でフアン マヌエル・セルンドロ(アルゼンチン)を6-3 7-5で倒していたが、連勝は「6」でストップした。

「もちろん同胞であるアルゼンチンの選手と対戦するのは常に難しい。マリアーノは親友だし、ブエノスアイレスではよく一緒に練習しているんだ」とセルンドロは試合後のオンコートインタビューで語った。

「でも先週に弟がマリアーノに負けていたから、僕は家族のリベンジをしなければならなかった。僕たち兄弟に2連勝させるわけにはいかないからね」

 セルンドロは次のラウンドで、ユーゴ・ガストン(フランス)を4-6 6-2 6-2で破って勝ち上がった第7シードのダミアー・ジュムホール(ボスニア・ヘルツェゴビナ)と対戦する。

 そのほかの試合では第5シードのカミーロ・ウーゴ カラベリ(アルゼンチン)がボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)を7-6(3) 5-7 6-3で振りきり、予選勝者のフィリップ・ミゾリッチ(オーストリア)はディフェンディング・チャンピオンで第7シードのヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)に3-6 7-6(1) 6-3で逆転勝利をおさめ、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles