大坂なおみがスビトリーナをストレートで退け初のベスト4進出 [WTAモントリオール]

写真は大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ナショナルバンク・オープン」(WTA1000/カナダ・ケベック州モントリオール/7月27日~8月7日/賞金総額515万2599ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、世界ランク49位の大坂なおみ(フリー)が第10シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を6-2 6-2で退け初のベスト4進出を果たした。

 ファーストサーブからのポイントを82.8%の高確率で取った大坂は5-1から唯一のサービスダウンを喫した直後に3度目のブレークに成功して第1セットを先取し、第2セット2-2から最後の4ゲームを連取して1時間8分で快勝した。

 同大会に2年連続7度目の出場となる27歳の大坂は、2019年に準々決勝まで勝ち進んだのがこれまでの最高成績だった。ワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取り2年ぶりに参戦した昨年は、2回戦でエリース・メルテンス(ベルギー)に3-6 4-6で敗れで敗れていた。

 この結果で大坂は、スビトリーナとの対戦成績を5勝3敗とした。昨年は3月にマイアミ(WTA1000/ハードコート)の2回戦で顔を合わせ、大坂が6-2 7-6(5)で勝っていた。

 今大会での大坂は1回戦で予選勝者のアリアナ・アーセノー(カナダ)を6-4 6-2で、2回戦で第13シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)を4-6 7-6(6) 6-3で、3回戦で第22シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を6-2 6-4で、4回戦では元世界11位で35歳のアナスタシア・セバストワ(ラトビア)を6-1 6-0で破って6年ぶりの8強入りを決めていた。

 昨年1月に第一子となる娘の出産を経て復帰した元世界ナンバーワンの大坂は2024年シーズンにビリージーンキングカップとオリンピックを含む19大会でプレーし、22勝18敗(予選を含む)の戦績を残した。

 大坂は次のラウンドで、第16シードのクララ・タウソン(デンマーク)と対戦する。タウソンは準々決勝で、第6シードのマディソン・キーズ(アメリカ)を6-1 6-4で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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