35歳シルステアが予選から全試合ストレート勝利で2021年4月以来のツアー3勝目「まったく期待していなかった」 [WTAクリーブランド]

写真はナショナルバンク・オープンでのソラナ・シルステア(ルーマニア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「テニス・イン・ザ・ランド」(WTA250/アメリカ・オハイオ州クリーブランド/8月17~23日/賞金総額27万5094ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で35歳のソラナ・シルステア(ルーマニア)がアン・リー(アメリカ)を6-2 6-4で倒し、予選から全試合ストレート勝利で栄冠に輝いた。

 シルステアがWTAツアーの同種目でタイトルを獲得したのは2021年4月のイスタンブール以来でキャリア3度目(準優勝4回)となるが、過去2勝はいずれもクレーコートだった。

 1-2から5ゲームを連取して第1セットを先取したシルステアは第2セットも3-1とリードし、残りのサービスゲームをきっちりキープして1時間24分で勝利を決めた。

 リーは最終ゲームで15-40とブレークバックのチャンスを掴んだが、シルステアが最終的に2度目のチャンピオンシップポイントをものにして試合を締めくくった。

「私にとって特別な1週間になった。本当にまったく期待せず、何試合かできればいいと思ってここに来たの」とシルステアは表彰式のスピーチで話した。

「予選の1回戦からエネルギーを感じ、歓迎されていると実感していた。街の雰囲気も大好きになったし、私がコートでどれほどリラックスして楽しんでいるかわかったと思う。できるだけ長くここにいたいと思っていたから、それができて本当にうれしいわ」

 先に行われたダブルス決勝では、第1シードのアンナ・ダニリナ(カザフスタン)/アレクサンドラ・クルニッチ(セルビア)が第2シードのチャン・ハオチン(台湾)/ジアン・シンユー(中国)を7-6(3) 6-4で退け同ペアでの初優勝を飾った。

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写真◎Getty Images

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