ルバキナが16歳パレハの挑戦を退け2回戦へ、ガルシアは現役最後のシングルスでラヒモワにフルセット負け [USオープン]

写真はエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月24日~9月7日/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、第9シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した16歳のジュリエッタ・パレハ(アメリカ)を6-3 6-0で下して好スタートを切った。試合時間は1時間2分。

 同大会に8年連続出場(2018年の予選敗退を含む)となる26歳のルバキナは、2021年と23年に3回戦まで勝ち進んだのがこれまでの最高成績。第4シードで臨んだ昨年は初戦を突破したが、ジェシカ・ポンシェ(フランス)に対する2回戦をケガを理由に棄権していた。

 先月のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)で3回戦敗退に終わったルバキナはハードコートの前哨戦3大会でプレーし、WTA1000大会のモントリオールとシンシナティで4強入りするなど10勝3敗の好成績を残した。

 ルバキナは次のラウンドで、前日にルチア・ブロンゼッティ(イタリア)を6-3 3-6 6-4で破って勝ち上がった予選勝者のテレサ・バレントバ(チェコ)と対戦する。

 そのほかの試合では第15シードのダリア・カサキナ(オーストラリア)、第29シードのアンナ・カリンスカヤ(ロシア)、アン・リー(アメリカ)、カミラ・ラヒモワ(ロシア)、17歳のイバ・ヨビッチ(アメリカ)、クリスティーナ・ブクサ(スペイン)、テイラー・タウンゼント(アメリカ)が2回戦に駒を進めた。

 全米でも2022年に4強入りした実績を持つ元世界ランク4位のカロリーヌ・ガルシア(フランス)は今大会を最後に引退する意向を表明していたが、ラヒモワに4-6 6-4 3-6で敗れて現役最後のシングルスを戦い終えた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者

大会2日目◎8月25日|主な試合結果

女子シングルス1回戦

○13クリスティーナ・ブクサ(スペイン)6-2 6-1 ●14クレア・リュー(アメリカ)[Q]

○17エレーナ・ルバキナ(カザフスタン)[9] 6-3 6-0 ●18ジュリエッタ・パレハ(アメリカ)[WC]

○30イバ・ヨビッチ(アメリカ)7-6(6) 6-3 ●29アリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)

○45アン・リー(アメリカ)4-6 6-2 6-4 ●46レベッカ・スランコバ(スロバキア)

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○59テイラー・タウンゼント(アメリカ)6-4 6-4 ●60アントニア・ルジッチ(クロアチア)

○81ダリア・カサキナ(オーストラリア)[15] 7-5 6-1 ●82エレナ ガブリエラ・ルース(ルーマニア)

○83カミラ・ラヒモワ(ロシア)6-4 4-6 6-3 ●84カロリーヌ・ガルシア(フランス)[WC]

○121アンナ・カリンスカヤ(ロシア)[29] 6-0 5-7 6-4 ●122クレービー・ングノエ(アメリカ)[WC]

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写真◎Getty Images

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