フリッツが序盤に苦戦も4セットでハリスを退け3回戦に進出「タイブレークを乗り越えなければならなかった」 [USオープン]

写真はテイラー・フリッツ(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月24日~9月7日/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、前年の大会で準優勝を飾った第4シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)が予選勝者のロイド・ハリス(南アフリカ)を4-6 7-6(3) 6-2 6-4で退けベスト32に進出した。

 第7ゲームでサービスダウンを喫して第1セットを落としたフリッツはすべてサービスキープで進んだ第2セットをタイブレークの末に取り返し、続く2セットを連取して3時間27分で勝利を決めた。

 ケガの影響で世界ランクを352位に落としている28歳のハリスはビッグサーブを武器に健闘したが、第2セット以降に2度メディカルタイムアウトを取るなどフィジカル面の問題に苦しんだ。

「ロイドのような選手にのびのびとプレーされたら常に苦戦を覚悟しなければならない。彼のサービスは素晴らしく、序盤からかなりプレッシャーをかけてきた」とフリッツは試合後に語った。

「とにかく粘り強く耐え抜き、タイブレークを乗り越えなければならなかった。そのあとはリズムを掴むことができたと思う」

 今季のマッチ40勝目を挙げたフリッツは次のラウンドで、第30シードのブランドン・ナカシマ(アメリカ)を4-6 7-6(2) 7-5 3-6 7-6(10-8)で破って勝ち上がった予選勝者のジェローム・キム(スイス)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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