キャリアハイの21位で今大会を迎えたラフェチュカが37歳マナリノを退け2度目のグランドスラム8強入り [USオープン]

写真はイリ・ラフェチュカ(チェコ)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月24日~9月7日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第20シードのイリ・ラフェチュカ(チェコ)が37歳のアドリアン・マナリノ(フランス)を7-6(4) 6-4 2-6 6-2で退けベスト8進出を果たした。試合時間は3時間14分。

 四大大会本戦でプレーするのが14回目となるラフェチュカが同大会でプレーしたのは4度目だったが、2023年オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)以来でキャリア2度目となる。

 同大会に5年連続出場(2021年の予選敗退を含む)となる23歳のラフェチュカは、昨年の大会で3回戦まで勝ち進んだのがこれまでの最高成績だった。第32シードだったラフェチュカは相手の途中棄権で本戦初勝利を挙げ、3回戦でアンドレイ・ルブレフ(ロシア)に3-6 5-7 4-6で敗れていた。

 両者は今回が初顔合わせ。今シーズンのラフェチュカは2度決勝に進出して1月のブリスベン(ATP250/ハードコート)でツアー2勝を挙げるなど30勝17敗の戦績(大会前)を残し、世界ランク自己最高の21位で今大会を迎えている。

 今大会でのラフェチュカは1回戦でボルナ・チョリッチ(クロアチア)を3-6 6-4 7-6(5) 6-1で、2回戦でトマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)を3-6 6-0 6-2 6-4で、3回戦ではラファエル・コリニョン(ベルギー)を6-4 6-4 6-4で破って16強入りを決めていた。

 ラフェチュカは準々決勝で、第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)とアルトゥール・リンデルネック(フランス)の勝者と対戦する。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles