男子シングルスの地元アメリカ勢で唯一勝ち残ったフリッツがシード対決の4回戦でマハーチュに快勝 [USオープン]

写真はテイラー・フリッツ(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月24日~9月7日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第4シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)が第21シードのトマーシュ・マハーチュ(チェコ)を6-4 6-3 6-3で退けベスト8に進出した。

 ファーストサーブからのポイントを91%の高確率で取ったフリッツは一度もピンチに直面することなく自分のサービスゲームをすべてキープし、合計4度ブレークに成功して1時間38分で快勝した。

 同大会に12年連続出場(2014年と15年の予選敗退を含む)となる27歳のフリッツは、昨年の大会でグランドスラム自己最高の準優勝をマーク。第12シードで臨んだフリッツは過去4戦全敗だった四大大会準々決勝の壁を初めて突破し、ヤニク・シナー(イタリア)に対する決勝(3-6 4-6 5-7で敗退)まで勝ち進んだ。

 先月のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)で4強入りしたフリッツはハードコートの前哨戦3大会でプレーし、8勝3敗の戦績を残した。

 この結果でフリッツは、マハーチュとの対戦成績を3勝0敗とした。今シーズンは1月にユナイテッドカップ(オーストラリア・シドニー/ハードコート)の準決勝で顔を合わせ、マハーチュの途中棄権(フリッツから6-7(4) 6-5)でフリッツが勝っていた。

 今大会でのフリッツは1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のエミリオ・ナバ(アメリカ)を7-5 6-2 6-3で、2回戦で予選勝者のロイド・ハリス(南アフリカ)を4-6 7-6(3) 6-2 6-4で、3回戦では予選勝者のジェローム・キム(スイス)を7-6(3) 6-7(9) 6-4 6-4で破って16強入りを決めていた。

 フリッツは準々決勝で、第7シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と予選から勝ち上がってきたヤン レナード・ストルフ(ドイツ)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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