肩の手術で前年欠場したボンドルソバがウインブルドン女王対決でルバキナを倒して出場2大会連続8強入り [USオープン]

写真はマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月24日~9月7日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、マルケタ・ボンドルソバ(チェコ)が第9シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)を6-4 5-7 6-2で振りきりベスト8進出を果たした。試合時間は1時間51分。

 同大会に2年ぶり6度目の出場となるボンドルソバは、前回プレーした2023年に準々決勝まで勝ち進んだのがこれまでの最高成績。昨年はディフェンディング・チャンピオンとして臨んだ7月のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)で初戦敗退を喫したあと、8月に肩の手術を受けたため欠場していた。

 断続的にケガで行く手を阻まれるキャリアを過ごしてきたボンドルソバは1月に一度復帰したあとふたたび戦線離脱を余儀なくされたが、5月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)から再スタートを切ると翌月のベルリン(WTA500/グラスコート)で2023年ウインブルドン以来のツアー3勝目を挙げていた。

 ともに1999年生まれで26歳の両者はツアーレベルで過去2戦して1勝1敗と星を分け合っていたが、ボンドルソバが勝ち越した。直近では2023年5月にローマ(WTA1000/クレーコート)の4回戦で顔を合わせ、ルバキナが6-3 6-3で勝っていた。

 今大会でのボンドルソバは1回戦で予選勝者のオクサーナ・セレクメテワ(ロシア)を6-3 7-6(3)で、2回戦で第32シードのマッカートニー・ケスラー(アメリカ)を7-6(7) 6-2で、3回戦では第7シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)を7-6(4) 6-1で破って16強入りを決めていた。

 ボンドルソバは次のラウンドで、第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と対戦する。ディフェンディング・チャンピオンのサバレンカは4回戦で、クリスティーナ・ブクサ(スペイン)を6-1 6-4で下して勝ち上がった。

 2023年オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でも決勝に進出した実績を持つルバキナだが、四大大会で全米だけは準々決勝に勝ち進むことができていない。

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写真◎Getty Images

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