クレイチコバを倒したペグラが1年ぶり8度目のグランドスラム準々決勝で2勝目をマーク [USオープン]

写真はジェシカ・ペグラ(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月24日~9月7日/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第4シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)がバーボラ・クレイチコバ(チェコ)を6-3 6-3で下してベスト4に進出した。

 グランドスラム本戦でプレーするのが27回目となるペグラが同ラウンドを突破したのは、昨年の同大会以来でキャリア2度目(6敗)となる。

 2セットとも先にブレークに成功したペグラは各セットで一度ずつサービスダウンを喫したが、第2セット5-3からのレシーブゲームで迎えた最初のマッチポイントをものにして1時間26分で試合を締めくくった。

 同大会に10年連続12回目(2011~12年と17~18年の予選敗退を含む)の出場となる31歳のペグラは、昨年の大会でグランドスラム自己最高の準優勝をマーク。第6シードで臨んだペグラは過去6戦全敗だった四大大会準々決勝の壁を初めて突破し、アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)に対する決勝(5-7 5-7で敗退)まで勝ち進んだ。

 7月のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)で初戦敗退を喫したペグラはハードコートの前哨戦3大会でプレーしたが、2勝しか挙げることができずに本番を迎えている。

 この結果でペグラは、クレイチコバとの対戦成績を2勝2敗のタイに追いついた。グランドスラム大会では2023年1月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の4回戦で顔を合わせ、ペグラが7-5 6-2で勝っていた。

 今大会でのペグラは1回戦でマヤル・シェリフ(エジプト)を6-0 6-4で、2回戦でアンナ・ブリンコワ(ロシア)を6-1 6-3で、3回戦で元世界ナンバーワンのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)を6-1 7-5でで、4回戦では同胞のアン・リー(アメリカ)を6-1 6-2で破って8強入りを決めていた。

 ペグラは準決勝で、タイトル防衛を目指す第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)とマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)の勝者と対戦する。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles