オジェ アリアシムがカナダ人として初のUSオープン男子シングルス準決勝進出「驚くべきマイルストーン」

写真はフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第12シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)がカルロス・アルカラス(スペイン)の途中棄権により初のベスト4進出を決めた。

 第1セットを3-6で落としアルカラスは、第2セット1-3となった時点で試合続行を断念した。

 18歳のアルカラスは第3シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)に対する勝利を含め、2試合連続の5セットマッチを切り抜けたばかりのところだった。彼は今回の進撃で、1963年以降でもっとも若いUSオープン準々決勝進出者となっていた。

「こんな形で素晴らしい大会を終えるというのは本当に辛いことだ。でも僕にほかの選択肢はなかった」とアルカラスはコメントした。

 フラッシングメドウで準決勝に進出した初のカナダ人男子プレーヤーとなったオジェ アリアシムは次のラウンドで、予選勝者のボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)を6-3 6-0 4-6 7-5で破って勝ち上がった第2シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)と対戦する。

 オジェ アリアシムは試合後のオンコートインタビューで、「驚くべきマイルストーンだ。僕にとって素晴らしい大会になっているよ。もちろん、今日の終わり方は奇妙だった。でも結局のところ、僕は勝ち上がった」と語った。

「僕は金曜日に世界最高峰の選手のひとりと対戦して、初のグランドスラム大会決勝にするチャンスを手にしている。勝ち上がれてうれしいし、次の試合も勝てるよう精一杯トライするよ」

 男子シングルスで勝ち残っている中で、グランドスラム大会で優勝経験を持つのはノバク・ジョコビッチ(セルビア)だけとなっている。第1シードのジョコビッチは21回目のグランドスラム制覇を追っているだけでなく、男子では1969年のロッド・レーバー(オーストラリア)以来となる『年間グランドスラム(同じ年に四大大会全制覇)』達成を目指している。

 四大大会の初タイトルに2度迫ったメドベージェフは2019年USオープン決勝でラファエル・ナダル(スペイン)にフルセットの惜敗を喫し、今年のオーストラリアン・オープン決勝ではジョコビッチに阻まれていた。

 今大会でメドベージェフがジョコビッチと当たるためは、お互いに日曜日の決勝に勝ち進むしかない。しかしその前に、彼にはまずやることがある。

「彼(ジョコビッチ)のことは考えていないよ。僕たち皆が目にした通り、誰が勝ってもおかしくないんだから。もし彼が決勝に進んで僕もそこにいったら僕はうれしいし、彼もうれしいだろうね」とメドベージェフは話した。(APライター◎ハワード・フェンドリック/構成◎テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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