サバレンカが前年決勝の相手ペグラに逆転勝利で大会連覇に王手 [USオープン]

写真はアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月24日~9月7日/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が第4シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)に4-6 6-3 6-4で逆転勝利をおさめて大会連覇に王手をかけた。

 3-2から先にブレークしたあと4ゲームを連取されて第1セットを落としたサバレンカは1-0から相手のサービスゲームを破って第2セットを取り返すと第3セットも2-0とリードし、残りのサービスゲームを何とかキープして2時間5分で競り勝った。

 同大会に10年連続出場(2016年と17年の予選敗退を含む)となる27歳のサバレンカは、昨年の大会でタイトルを獲得。第2シードで臨んだサバレンカは2年連続で決勝に進出し、ペグラに7-5 7-5で勝って3度目のグランドスラム制覇を果たした。

 今シーズンのサバレンカはWTA1000シリーズ2大会を含む3勝を挙げているが、オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)とフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)ではいずれも準優勝に終るなど四大大会無冠で今大会を迎えている。

 この結果でサバレンカは、ペグラとの対戦成績を8勝2敗とした。今シーズンは3月にマイアミ(WTA1000/ハードコート)の決勝で顔を合わせ、サバレンカが7-5 6-2で勝っていた。

 今大会でのサバレンカは1回戦でレベッカ・マサロバ(スイス)を7-5 6-1で、2回戦でポリーナ・クデルメトワ(ロシア)を7-6(4) 6-2で、3回戦で第31シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ)を6-3 7-6(2)で、4回戦でクリスティーナ・ブクサ(スペイン)を6-1 6-4で破り、準々決勝はマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)が膝のケガを理由に棄権したため不戦勝により4強入りを決めていた。

 ディフェンディング・チャンピオンのサバレンカは決勝で、第8シードのアマンダ・アニシモワ(アメリカ)と2018年&20年大会チャンピオンで第23シードの大坂なおみ(フリー)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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