ジャクモが第1シード撃破で8強入り「このまま続けていけるよう願っている」 [グアダラハラ・オープン]

写真はエルサ・ジャクモ(フランス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「グアダラハラ・オープン・アクロン」(WTA500/メキシコ・ハリスコ州グアダラハラ/9月8~14日/賞金総額106万4510ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、22歳のエルサ・ジャクモ(フランス)が第1シードのエリース・メルテンス(ベルギー)に4-6 6-3 6-4で逆転勝利をおさめた。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、メルテンスはこの試合が初戦だった。この試合は前日に始まったが、メルテンスが6-4 2-3とリードしていた時点で雨により順延となっていた。

 再開後の第6ゲームをブレークして第2セットを取り返したジャクモは第3セット5-1から5-4に追い上げられたが、2度目のサービング・フォー・ザ・マッチをキープして2時間25分で勝利を決めた。

 2020年ITFジュニアランキング年末世界ナンバーワンのジャクモがトップ50の選手から勝ち星を挙げたのはキャリア3度目だが、25位以内の選手に勝ったのは初となる。

「勝つことができて本当にうれしい。エリースはとてもいいプレーをしていたし、状況も心理的に少し厳しかったから簡単ではなかった。最終的に乗り越えることができて本当によかった」とジャクモは試合後のオンコートインタビューで語った。

「世界22位の選手に勝ったのは事実だし、とても調子がいい。いい試合ができているからかなり満足している。このまま続けていけるよう願っている」

 番狂わせを演じたジャクモは次のラウンドで、前日にレベッカ・マリノ(カナダ)を6-3 7-5で破って勝ち上がった第6シードのタチアナ・マリア(ドイツ)と対戦する。

 そのほかの試合ではディフェンディング・チャンピオンで第4シードのマグダレナ・フレッヒ(ポーランド)、17歳のイバ・ヨビッチ(アメリカ)、エミリアーナ・アランゴ(コロンビア)、予選勝者のビクトリア・ヒメネス カシンツェバ(アンドラ)が2回戦に駒を進めた。

 元ジュニア世界ランク2位のヨビッチが第8シードのカミラ・オソリオ(コロンビア)を6-4 6-2で退け、20歳のヒメネス カシンツェバは第2シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)を6-4 6-2で倒してそれぞれシードダウンを演じた。

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写真◎Getty Images

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