メドベージェフが前回敗れたウォルトンに雪辱、前年覇者ハチャノフはストルフに逆転負けで初戦敗退 [アルマトイ・オープン]

写真はロレックス上海マスターズでのダニール・メドベージェフ(ロシア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「アルマトイ・オープン」(ATP250/カザフスタン・アルマトイ/10月13~19日/賞金総額105万5255ドル/室内ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第2シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)がアダム・ウォルトン(オーストラリア)に7-5 7-6(0)で競り勝ち8強入りを決めた。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、メドベージェフはこの試合が初戦だった。ふたりは8月にシンシナティの2回戦で一度対決しており、ウォルトンが6-7(0) 6-4 6-1で勝っていた。

 5-5から2ゲームを連取して第1セットを先取したメドベージェフは第2セット1-4から5つのブレークポイントを凌いだ末にキープしたあとブレークバックに成功し、もつれ込んだタイブレークを1ポイントも落とさず制して1時間44分で勝利をもぎ取った。

「凄く厳しい試合だった。第2セット1-4の場面では4~5本はブレークポイントをセーブしたと思う」とメドベージェフは試合を振り返った。

「そこからブレークバックして自分のリズムを取り戻せたんだから、あれは決定的だった。タフな相手に勝ててうれしいよ」

 メドベージェフは次のラウンドで、前日に第5シードのブランドン・ナカシマ(アメリカ)を7-6(5) 6-1で破って勝ち上がったファビアン・マロジャン(ハンガリー)と対戦する。

 そのほかの試合では第6シードのアレックス・ミケルセン(アメリカ)、ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)、日本の望月慎太郎(木下グループ)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 ミケルセンがアレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)を6-3 6-2で下し、ストルフがディフェンディング・チャンピオンで第1シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)に4-6 7-6(5) 6-3で逆転勝利をおさめ、望月は第4シードのルチアーノ・ダルデリ(イタリア)を6-3 6-3で倒す番狂わせを演じた。

 準々決勝ではミケルセンが望月と、ストルフは第8シードのコランタン・ムーテ(フランス)と顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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