アンベールに対する準決勝でアキレス腱を負傷したルーネが涙の途中棄権、長期離脱の可能性も [ATPストックホルム]

写真はオルガ・ルーネ(デンマーク)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BNPパリバ・ノルディック・オープン」(ATP250/スウェーデン・ストックホルム/10月13~19日/賞金総額70万6850ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス準決勝で第1シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)が左脚を負傷し、第4シードのユーゴ・アンベール(フランス)に対して6-4 2-2とリードしていながら棄権を余儀なくされた。

 前日のトマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)に対する準々決勝で左太腿を痛めていたルーネは2-4から4ゲームを連取して第1セットを先取したあと第2セット第5ゲームでブレークポイントを握っていたが、リターンを返して4球目のフォアハンドを打った際にハプニングに見舞われた。

 苦悶の表情で足を引きずりながらベンチに戻ったルーネは涙を流しながら医療スタッフによりチェックを受けたが、試合を続行することはできず1時間23分で試合が終了した。

「望んでいた勝ち方ではなかった。オルガのことは非常に残念だ。彼が大丈夫なことを願っているし、早く回復するよう祈っている」とアンベールは試合後のオンコートインタビューで語った。

「素晴らしい試合だった。彼のほうが僕よりも少しいいプレーをしていたけど、オルガを気の毒に思う」

 続報によると正式な診断結果ではないがルーネのケガはアキレス腱の断裂と見られ、長期離脱の可能性が懸念されている。

 アンベールは今季2度目の決勝で、第3シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)を6-3 6-4で破って勝ち上がった第2シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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