メドベージェフがムーテを倒して2023年5月以来のツアー21勝目「最高の気分」 [アルマトイ・オープン]

写真はロレックス上海マスターズでのダニール・メドベージェフ(ロシア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「アルマトイ・オープン」(ATP250/カザフスタン・アルマトイ/10月13~19日/賞金総額105万5255ドル/室内ハードコート)の男子シングルス決勝で、第2シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)が第8シードのコランタン・ムーテ(フランス)を7-5 4-6 6-3で振りきりチャンピオンに輝いた。

 29歳のメドベージェフがツアーレベルでタイトルを獲得したのは2023年5月のローマ以来で通算21回目(シングルスのみ、準優勝通算19回)となり、ツアー決勝での連敗を「6」で食い止めた。

 2-4から挽回した末に6-5から相手のサービスゲームを破って第1セットを先取したメドベージェフはワンブレーク差で第2セットを取り返されたが、第3セット3-3から最後の3ゲームを連取して2時間36分で勝利を決めた。

 ふたりはこれが3度目の対決だったが、7月のワシントンDC準々決勝(ムーテが1-6 6-4 6-4で勝利)で敗れていたメドベージェフが2勝1敗と勝ち越した。ムーテはこれがキャリア3度目のツアー決勝だったが、初勝利はならなかった。

「素晴らしい。試合中には自分のプレーに満足できない場面が何度かあったけど、勝つことができて最高の気分だ。もっとも重要なポイントではいいプレーができた」とメドベージェフは試合を振り返った。

「最後のゲームは凄かったし、優勝できてうれしい。全部違う都市で21個のタイトルを獲るという僕の可笑しなストーリーが続いているよ」

 先に行われたダブルス決勝では、第4シードのテオ・アリバージュ/アルバーノ・オリベッティ(ともにフランス)がヤコブ・シュナイター/マルク・ワルナー(ともにドイツ)を6-4 7-6(8)で振りきり同ペアでの初優勝を飾った。

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写真◎Getty Images

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