前年の準優勝者ノリーがフルセット勝利で初戦を突破「必死に戦わなければならなかった」 [モゼール・オープン]

写真はロレックス・パリ・マスターズでのキャメロン・ノリー(イギリス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「モゼール・オープン」(ATP250/フランス・メス/11月2~8日/賞金総額59万6035ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第7シードのキャメロン・ノリー(イギリス)がヴァランタン・ロワイエ(フランス)を6-3 6-7(2) 6-3で振りきり大会をスタートした。

 安定したサービスゲームを展開して一度もピンチに直面することなくすべてキープしたノリーはタイブレークの末に第2セットを落としたが、第1セットと第3セットで一度ずつブレークに成功して2時間6分で勝利を決めた。

「試合全体を通して簡単ではなかった」とノリーは試合を振り返った。

「本格的にツアーを回り始めた最初の年なのに、彼(ロワイエ)はもうトップ50に入りかけている。僕は必死に戦わなければならなかった」

 初めてプレーした前年の大会で準優勝を飾ったノリーは次のラウンドで、前日に自国の先輩であるアドリアン・マナリノ(フランス)を6-3 7-6(4)で破って勝ち上がった勝ち上がったアルトゥール・カゾー(フランス)と対戦する。

 日曜日にはシングルスがもう1試合行われており、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したユーゴ・ガストン(フランス)がテレンス・アトマン(フランス)との地元勢対決を6-4 6-1で制して初戦を突破していた。

 同大会はトップ2シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)とダニール・メドベージェフ(ロシア)を含む4人が出場を取り消したため、予選決勝で敗れた4人全員がラッキールーザーで本戦に繰り上がった。

 この日行われたそのほかの試合では19歳のラーナー・ティエン(アメリカ)、ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)、ラッキールーザーのビタリー・サチコ(ウクライナ)、予選勝者のクレメン・タブール(フランス)が2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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