サバレンカがペグラを倒してラウンドロビン2連勝「彼女はいつも私を限界まで追い詰める」 [WTAファイナルズ]

写真はステファニー・グラフ・グループで2連勝を飾ったアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 女子トップ8によるエリート大会「WTAファイナルズ・リヤド」(ファイナルズ/サウジアラビア・リヤド/11月1~8日/賞金総額1550万ドル/室内ハードコート)の大会4日目に行われたステファニー・グラフ・グループのラウンドロビン(総当たり戦)第2戦で、第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が第5シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)を6-4 2-6 6-3で振りきり2連勝を飾った。

 5-3からブレークバックを許した直後に相手のサービスゲームを破って第1セットを先取したサバレンカは2ゲームしかキープできずに第2セットを取り返されたが、第3セット1-1からダブルフォールトを4本犯してサービスダウンを喫したあと4ゲームを連取して逆転すると最初のサービング・フォー・ザ・マッチをキープして2時間3分で勝利を決めた。

 ふたりはこれが12回目の対決で前回武漢の準決勝(ペグラが2-6 6-4 7-6(2)で勝利)で敗れたサバレンカが9勝目を挙げたが、9月以降のここ3試合はいずれもフルセットで決着がついている。

「彼女(ペグラ)はいつも私を限界まで追い詰める。第2セットで彼女はレベルを上げて素晴らしいテニスをしていた。第3セットで私は自分のショットを狙っていこうと思った。もっとアグレッシブに攻めてチャンスを掴もうと考えていた」とサバレンカは試合を振り返った。

「またしても苦戦を強いられたけど、いいことだと思っている。彼女との試合は決して簡単ではないから大好きなの。いつもレベルが高くて素晴らしい試合になる。勝てて凄くうれしいわ」

 先に行われた同グループの試合ではディフェンディング・チャンピオンで第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)が第8シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)を6-3 6-2で下して1勝目を挙げており、サバレンカはこの試合にストレートで勝っていたらグループ2位以上が確定するはずだった。

 この結果で2試合連続でストレート負けを喫したパオリーニの予選ラウンド敗退が決まり、残りの3人で決勝トーナメント進出を争うことになった。

 木曜日に行われる第3戦では第2試合でペグラがパオリーニと、3試合ではサバレンカがガウフと対戦する予定になっている。

 WTAファイナルズはWTAツアー最終戦で、今季の成績上位8名(ダブルスは8組)のみで争われる。4人(ダブルスは4組)ずつのグループに分かれたラウンドロビンを行い、上位2名(ダブルスは2組)ずつが決勝トーナメントに進出する形式で行われる。

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写真◎Getty Images

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