19歳の新鋭ティエンが接戦を制してツアー初タイトルを獲得、ノリーは2年連続準優勝 [モゼール・オープン]

写真はロレックス・パリ・マスターズでのラーナー・ティエン(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「モゼール・オープン」(ATP250/フランス・メス/11月2~8日/賞金総額59万6035ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス決勝で、ラーナー・ティエン(アメリカ)が第7シードのキャメロン・ノリー(イギリス)に6-3 3-6 7-6(6)で競り勝ちツアー初タイトルを獲得した。

 19歳のティエンがATPツアーで決勝に進出したのは10月の北京(ATP500/ハードコート)以来でキャリア2度目だったが、前回はヤニク・シナー(イタリア)に2-6 2-6で敗れていた。

 ワンブレークずつでセットを分け合ったあとティエンは第3セット4-1から4-4に追いつかれたが、もつれ込んだタイブレークで1-5から挽回した末に掴んだ2度目のチャンピオンシップポイントをものにして2時間10分で歓喜の瞬間を迎えた。

 ふたりはこれが4度目の対戦だったが、ティエンがストレート負けを喫した初対決以降3連勝を飾った。直近では先月に上海(ATP1000/ハードコート)の3回戦でプレーし、ティエンが7-6(4) 6-3で勝っていた。

 同大会に2年連続出場となる30歳のノリーは初めてプレーした昨年も決勝でもバンジャマン・ボンジ(フランス)にで敗れており、2年連続準優勝に終わった。

 先に行われたダブルス決勝では、カンタン・アリス/ピエール ユーグ・エルベール(ともにフランス)が第4シードのギド・アンドレオッシ(アルゼンチン)/マニュエル・ギナール(フランス)を7-5 6-3で退けノーシードから栄冠に輝いた。

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写真◎Getty Images

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