ダブルス決着の末にスペインとドイツが勝利、ベスト4が出揃う [デビスカップ・ファイナル8]

写真はベスト4進出を決めたドイツ代表チーム(Getty Images)


 男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ」ファイナル8(イタリア・エミリア ロマーニャ州ボローニャ/11月18~23日/室内ハードコート)の3日目は準々決勝残り2対戦が行われ、ベスト4が出揃った。

 スペインが第4シードのチェコを2勝1敗で下し、第2シードのドイツはアルゼンチンを2勝1敗で退け、勝ち上がった両国が準決勝で対決することになった。

 デビスカップは2019年に国際テニス連盟(ITF)とスペインの元サッカー選手ジェラール・ピケによって設立された投資団体コスモスの協力(ITFとコスモスのパートナーシップは既に終了)によって開発された新フォーマットに変更されたが、2025年から新たな形式で開催されている。

 昨年まではホーム&アウェー方式の予選ラウンドを経てグループステージのラウンドロビン(4チームによる4グループの総当たり戦)を勝ち抜いた8ヵ国が決勝トーナメントに進出して世界一を争ったが、今年からはホーム&アウェー方式の予選1回戦(26ヵ国13対戦)と予選2回戦(14ヵ国7対戦)を勝ち抜いた7ヵ国が『ファイナル8』に進出し、開催国を加えた8チームがトーナメント方式で戦い優勝チームを決定する。

 ホーム&アウェー方式がシングルス4試合とダブルス1試合(初日にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合とシングルス2試合)の3ポイント先取、トーナメント方式はシングルス2試合とダブルス1試合の2ポイント先取で勝者を決め、原則的に勝敗がかかる試合はすべてベスト・オブ・3セットマッチで行われる。

※国名の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

ファイナル8:3日目◎11月20日|試合結果

準々決勝

5スペイン 2-1 6チェコ[4]

R1 ●パブロ・カレーニョ ブスタ 5-7 4-6 ○ヤクブ・メンシク
R2 ○ジャウメ・ムナール 6-3 6-4 ●イリ・ラフェチュカ
R3 ○マルセル・グラノイェルス/ペドロ・マルチネス 7-6(8) 7-6(8) ●トマーシュ・マハーチュ/ヤクブ・メンシク

7アルゼンチン 1-2 8ドイツ[2]

R1 ○トマス マルティン・エチェベリ 7-6(3) 7-6(7) ●ヤン レナード・ストルフ
R2 ●フランシスコ・セルンドロ 4-6 6-7(3) ○アレクサンダー・ズベレフ
R3 ●アンドレス・モルテニ/ホレイショ・ゼバロス 6-4 4-6 6-7(10) ○ケビン・クラウィーツ/ティム・プッツ

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写真◎Getty Images

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