ティームの記者会見が短く切り上げられたことにフェデラーがコメント [フレンチ・オープンこぼれ話]
ロジャー・フェデラー(スイス)は、そのすべてはロッカールームのジョークに値すると考えた。2018年フレンチ・オープン準優勝者のドミニク・ティーム(オーストリア)の3回戦終了後の記者会見は、同じく3回戦でソフィア・ケニン(アメリカ)に2-6 5-7で敗れたセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)の突然の登場によっていきなり打ち切られたのだ。
フェデラーは日曜日に、大きな笑みを浮かべて「面白いと思った」と言った。
早くメディアとの義務を終わらせたいと願ったセレナは土曜日の夜、通常よりずっと早い試合終了後10分以内に記者たちと会った。
そんな訳で、パブロ・クエバス(ウルグアイ)に対する6-3 4-6 6-2 7-5の勝利について話すはずだったティームは立ち去るように言われ、彼はそれを「ジョークだね、ほんとに」と呼んだ。
「何がまずい方向にいったのかは知らないけど、こんなことが起きたのは何かがうまくいかなかったからだ」とフェデラーは4回戦でレオナルド・メイヤー(アルゼンチン)を6-2 6-3 6-3のストレートで下したあとにコメントした。
「たぶん彼ら(大会の会見をオーガナイズする担当者)は、セレナをプレスセンターで待たせず、ロッカールームで待ってもらうべきだったのかもしれない。何が起きたのか正確には知らないけど、ドミニクが苛立つのもわかるよ」
ティームにとっては、「『一体どうすればこんなことが起こるんだ?』という感じだっただろう」とフェデラーは言い添えた。
「彼はセレナや誰かに腹を立てた訳じゃないと思う」
ティーム自身も、やっとこの事件について笑い飛ばすことができるようになった。
「それについてジョークを言い合ったんだ」とフェデラーは明かした。
「だからこそ、僕は何が起きたかを知っているんだ。僕らは今、ロッカールームでそのことについて笑っているよ」(C)AP(テニスマガジン)
※写真はドミニク・ティーム(オーストリア/右)とパブロ・クエバス(ウルグアイ)(撮影◎毛受亮介)
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