「ただただ“WOW”だわ」とブレイディ、ロジャーズは準々決勝で過去3戦無敗の大坂と対戦へ [USオープン]

 13回目のグランドスラム大会でプレーしているブレイディは、これまで一度も準々決勝に進出したことがなかった。勝ち上がった他の選手たちと同じように素晴らしかった彼女の印象的なプレーが、このブレイクの瞬間をもたらした。

「彼女は本当に速いボールを打ってくるわ」とケルバーは舌を巻いた。「彼女はいいプレーをしており、自信を持っている。彼女がここでどこまで勝ち上がれるか、見てみましょう。間違いなく、ずっと先までいけるはずだわ」。

 さらなる躍進を目指すブレイディは準々決勝で、第23シードのユリア・プティンセバ(カザフスタン)と対戦する。

 プティンセバは第2セットを落としたあと地面にラケットを投げつけたが、この感情の爆発がターニングポイントとなった。35位のプティンセバはそこから立ち直って第8シードのペトラ・マルティッチ(クロアチア)を6-3 2-6 6-4で倒し、同大会での自己最高をさらに更新するベスト8進出を決めたのだった。

「第3セットの前、私は自分に『何が起ころうと、簡単にポイントを与えてはいけないわ。どんなミスも犯さず、できる限り相手を走らせて揺さぶりをかけるのよ』と言い聞かせたの」とプティンセバは明かした。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はジェニファー・ブレイディ(アメリカ)
NEW YORK, NEW YORK - SEPTEMBER 06: Jennifer Brady of the United States celebrates winning match point during her Women's Singles fourth round match against Angelique Kerber of Germany on Day Seven of the 2020 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on September 6, 2020 in the Queens borough of New York City. (Photo by Al Bello/Getty Images)

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