ロジャーズがノーシードから8強に躍進、クビトバとの接戦制す [USオープン]

今年ふたつ目となるグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月31日~9月13日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、ノーシードから勝ち上がってきたシェルビー・ロジャーズ(アメリカ)が第6シードのペトラ・クビトバ(チェコ)との接戦を7-6(5) 3-6 7-6(6)で制し、同大会での自己最高をさらに更新するベスト8進出を果たした。試合時間は2時間40分。

 グランドスラムでロジャーズが8強に勝ち残ったのは、2016年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)以来で2度目となる。

USオープン2020|トーナメント表

 フラッシングメドウの本戦に3年ぶり7度目の出場となる27歳のロジャーズは、2度の3回戦進出(2015年、17年)がこれまでの最高成績だった。ケガで戦線を離脱してランキングを落としていた昨年は予選でプレーしたが、キャロライン・ドラハイド(アメリカ)との初戦を第2セット途中でリタイアしていた。

 新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによる中断後にアメリカで最初に開催された公式戦だったレキシントン(WTAインターナショナル/ハードコート)に参戦したロジャーズは、準々決勝でセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を1-6 6-4 7-6(5)で倒す金星を挙げていた。

 この結果でロジャーズは、クビトバとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は2016年のロラン・ギャロスの3回戦で初対戦しており、ロジャーズが6-0 6-7(3) 6-0で勝っていた。

 今大会でのロジャーズは、1回戦でイリーナ・クロマキワ(ロシア)を6-2 6-2で、2回戦で第11シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン)を7-5 6-1で、3回戦ではマディソン・ブレングル(アメリカ)を6-2 6-4で破って初の16強入りを決めていた。

 ロジャーズは準々決勝で、第4シードの大坂なおみ(日清食品)と第14シードのアネット・コンタベイト(エストニア)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

※写真はシェルビー・ロジャーズ(アメリカ)
NEW YORK, NEW YORK - SEPTEMBER 06: Shelby Rogers of the United States celebrates winning match point during her Women's Singles fourth round match against Petra Kvitova of the Czech Republic on Day Seven of the 2020 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on September 6, 2020 in the Queens borough of New York City. (Photo by Al Bello/Getty Images)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

Pick up

Ranking of articles